ケース搬送コンベア

ケース搬送コンベアとは

ケース搬送コンベアは箱状のものを搬送(運搬)するコンベヤです。

搬送物の種類

搬送物の種類としては、段ボールケース、プラスチックケース、木箱などがあります。ケース搬送コンベアは、ケース(箱)にいれた品物を搬送するコンベヤです。

箱状のものを運ぶときに使います

ケース、トレーなど底面の形状が平らな箱状のモノを運ぶときに使います

具体的運搬物

段ボールケース(カートンケース)樹脂ケース、トレー(搬送物をのせるため板など)小型のパレット、搬送物の底面が平らで凹凸がないものはケース搬送コンベヤで運びます。
搬送物となるケースには、樹脂製ケース(プラスチック製 ケース)、鉄製ケースなどがあります。


ケース搬送コンベアで運ぶことができる搬送物の重さ(質量)は、目安として100kg/mまで対応可能です。100kg/mを超える場合は、重量物を搬送可能なパレット搬送コンベアがあります。

ケース搬送コンベアは、食品、自動車部品等様々なものをケースに入れて搬送します。

ケース搬送コンベアの種類

ケース搬送コンベアには、ローラコンベヤ、ベルトコンベア、ホイールコンベアなどがあります。また、駆動モータにより搬送する「駆動コンベア」と駆動モータがないグラビティコンベアなどがあります。

  • ローラーコンベア

    ローラーコンベア

  • ベルトコンベア

    ベルトコンベア

  • ホイールコンベア

    ホイールコンベア

ケースコンベアの許容搬送質量

ケース搬送コンベアは、目安として1m当たり100㎏までの搬送能力(許容搬送質量)があります。工場の生産ライン、倉庫の保管工程、物流センターなど産業界で広く使われいてます。

ケースコンベアが使われている場所

ケース搬送コンベアは、工場の生産ライン、倉庫の保管工程、物流センターなど産業界で広く使われいてます。

ケース搬送コンベアを使用する条件によりお勧めするコンベヤ

使用場面 製品名
動力が必要ない場合 グラビティローラコンベヤ:中荷重用コンベア
コンベアラインを構築する場合 エポックフロー(6つのコンベアでラインが構築できます)
高速搬送する場合 ラピッドフロー(max120m/min)
低騒音が必要な場合 ウィスパーフロー
ユニットをつないでラインを構築する場合 NRライブローラフロー
直線ロングラインが必要な場合 チェーンライブローラフロー(最大12mの機長が可能)

■貯める機能が必要な場合
フリクションアキュマフロー(AC-C)

防錆が必要な場合 防錆仕様のライブモータフロー(ステンレス製)
搬送中、品物に衝撃を与えたくない場合 ライブベルトフロー(ベルトコンベア)

ケース搬送コンベアのメリット

ケース搬送コンベアのメリットは、たくさんのものを一定の速度(高速)で運ぶことができ、様々な作業の効率化が実現できるともにコストダウンができます。また人手不足の解消、作業者の環境改善、軽労化と安全性、搬送しながらの作業ができ、作業の自動化の実現があげられます。ケース搬送コンベアは主にローラコンベアタイプのものが主流で、ローラコンベヤの場合、下記のような様々なメリットがあります。

  1. 箱状の搬送物に対して下記6つの運びに対応しています。
      

    1. 直線の運び(ストレート コンベア)
    2. 曲線のはこび(カーブコ ンベア)
    3. 合流しながらの運び(ジャンクション コンベア)
    4. 分岐しながらの運び(ダイバータ)30度、90度(コンベアの直角搬送)
    5. コンベヤ上で運びながら搬送物をためることができる(アキュムレーティングコンベヤ)
    6. 傾斜ベルトコンベアならば、1階⇔2階の運びも可能です。
  2. ユニットコンベア(駆動コンベア)があり、直線・曲線・合流・分岐・貯める等のユニット単位のコンベヤーをつないでコンベアラインを構築することできます。
    ユニットコンベヤは、モーターを装備したユニットがモーターを装備していないユニットに駆動力を伝達することで、できるだけ少ない駆動力でコンベヤラインを動かすことができて、少ないコストでコンベアラインを構築することができます。

ユニットコンベヤの代表(NR駆動方式・丸べと駆動方式と呼ばれている駆動コンベヤです。

NR駆動方式のしくみ

  • キャリアローラー・リンクベルト・ドライブシャフト


    モーターで回転させたドライブシャフトの駆動力をリンクベルトを介してキャリアローラ―伝達します。

  • ナイロンチェーンカップリング・ドライブシャフト


    ユニット単位のコンベアにはドライブシャフトがあります。
    各コンベヤのドライブシャフトはナイロンチェーンカップリングに連結して駆動力を共有します。

  • ケース搬送コンベアのデメリット

    ケース搬送コンベアのデメリットは、場所を占有することで、一度設置するとレイアウト変更ができない。メイキコウではレイアウトが自在に行うことができる「ブロック モジュール コンベヤ」があります。またコンベヤに巻きまれる危険性もあります。メイキコウにはローラに巻き込まれても安全な「セーフティ ローラ フロー」があります。
    目安100kg/mを超える搬送物は搬送できません。パレット搬送コンベアをお奨めします。袋もの、バラもの(小さいもの)はローラタイプのケース搬送コンベヤでは搬送できません。トレーや小型パレットにのせて搬送するか、ベルトコンベヤを採用ください。

 

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