モーター内蔵ローラーコンベア

モーター内蔵ローラーコンベアとは

ローラ内部にモーターを内蔵し、ローラ―自体が駆動源となる駆動ローラコンベアです。コンベアのフレームにモーター内蔵ローラとフリーローラー(モーターを内蔵していないローラ―)を組み合わせて搬送ワーク(物品)を運びます。このコンベアにはベルト等でモーター内蔵ローラーとフリーローラ―をつないで駆動を伝えて搬送する「連動タイプ」と、「非連動タイプ」があります。

搬送物(はこぶもの)の種類

モーター内蔵ローラ―コンベアは、ケースコンベアの一種です。主に箱状のものを搬送します。コンベアを複列にしてパレット荷を運ぶ場合もできます。

モーター内蔵ローラ―コンベア 連動タイプ

モーター内蔵ローラ―とフリーローラをベルト等(Vリブドベルト、ミシンベルト、丸ベルト等)をつないで連動させてコンベアを駆動させて荷を運びます。全てのローラ―が回転するため、少ないモーター内蔵ローラ―でコンベやを駆動させることができます。

モーター内蔵ローラ―コンベア 非連動タイプ

モーター内蔵ローラ―とフリーローラ―を連動させずに組み合わせて品物を搬送する駆動コンベアです。搬送ワーク(物品)がモーター内蔵ローラ―に接触することで搬送し、フリーローラ―は補助的な役割をして品物をはこびます。フリーローラ自身は回転しないのため、モーター内蔵ローラ―の能力(接線力)とフリーローラ―との組合せ、ローラ―ピッチの選定が重要となります。

モーター内蔵ローラ―コンベアのメリット(特徴)

モーター内蔵ローラ―コンベア は、コンベヤの下部に減速機付モーターなど駆動がないため、他の駆動ローラ―コンベアと比べて非常に機高が低いコンベアです。例えば機高が100mmの駆動ローラーコンベアもあります。 機械に組み込んだり、床に直置きするなど、設置位置の高さが十分確保できない場合に採用されています。
連動タイプではゾーン制御により、コンベア上で搬送の停止、スタート等の切替も容易にでき、コンベヤ上で搬送物を一時的に停止させて貯める「ゼロプレッシャ―アキュムレーティング」が実現できます。
DC電源のタイプもあり、制御がしやすい駆動ローラ―コンベアです。 ステンレス製のタイプもあり、食品・薬品業界でも使われています。

モーター内蔵ローラ―コンベアのデメリット

モーター内蔵ローラ―コンベアはフリーローラ―との組合せ、ゾーン制御を行う場合、モーター内蔵ローラーの数が増えるとコスト高になる場合があります。

モーター内蔵ローラ―コンベアの使われ方

DC電源のタイプであればAGVに搭載して使われています。低床構造なためにシザーリフトに搭載してコンベアライン内の段差解消用としても多く使われています。

またゾーン制御によりゼロプレッシャアキュムレーティングコンベヤとしても使用されています。

 

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