クリーンシリーズ 版4

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- 4. 保守・点検
4. 1 点検
シザーリフトを長く、安全にお使いいただくために、日常点検および定期点検を行ってください。
• 異常が発見されたら直ちに運転を中止してください。
異常が発見されたら直ちに運転を中止し、本書27・28頁の『故障対応』を 参照し、状況に応じて弊社までお問い合わせください。
• 異常が完全に排除されるまでは、シザーリフトを使用しないでくだ さい。
異常を放置したままシザーリフトを使用すると、 機器の破損だけでなく、 思 わぬ事故につながるおそれがあります。 〈お問い合わせ先〉 株式会社メイキコウ 最寄りの弊社営業事業所までご連絡ください。 (電話番号および住所は本書裏面に掲載されています。 )
4.1. 1 日常点検(目視による点検)
日常点検項目は以下のとおりです。 •本体の外観に異常はないか。 •本体内部に異物が入っていないか。 特に下部フレームのレール上に障害物となるものはないか。 •電源ケーブル、フットスイッチケーブルに亀裂や損傷はないか。 •ボールネジへの給脂やチェーンへの給油は定期的に行われているか。 ※推奨するグリースは26頁に掲載してあります。 ※給脂する箇所によりグリースは異なりますので注意してください。 ※グリース給脂の給油時は、必ずメンテナンスバー(ストッパー)をお使いください。 メンテナンスバー(ストッパー)の使用方法は20~25頁を参照してください。 •リフト本体、駆動部から異常音が発生していないか。 •リフトの上昇/下降の動作に異常はないか。 •リミットスイッチが正常に作動しているかどうか。 取付ボルトに緩みがないか。 •ブレーキの開放・動作に異常はないか。
4.1. 2 定期点検(目視による点検)
定期点検項目は以下のとおりです。 上昇下降動作5000回ごと、または6ヶ月ごとのいずれか早い方で、日常点検より詳細にチェック してください。 •電磁接触器への配線の緩みの有無。 •ボルト、ナット類の緩みの有無。
ブレーキの交換(ブレーキの寿命は停止回数200万回まで)
テーブルの落下を防いでいるブレーキの寿命はブレーキ動作(停止回数)200万回です。 従いましてシザーリフトの起動回数が200万回に達する前に弊社にブレーキ交換の依頼を してください。有償にて交換いたします。起動回数200万回を超えてご使用になりますと ブレーキがきかなくなり。テーブルが急激に落下します。場合によっては死亡事故等重大 な人身事故発生のおそれがあります。
ブレーキの交換作業は絶対にお客様で行わない でください。
ブレーキを解除するとテーブルが急激に落下し、場合に よっては作業者の方が挟まれ死亡事故等の重大な人身 事故発生のおそれがあります。
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