クリーンシリーズ 版4

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- 4. 保守・点検
4. 保守・点検
保守点検作業を行う場合は、いかなる状況において も、必ず『メンテナンスバー(ストッパー)』を取り付け、 さらに上部フレームをチェーンブロック等で吊り上げ てから作業を行ってください。 保守・点検作は、必ず目視のみにて行ってください。 絶対にシザーリフトのテーブルの下のすべてのスペ ースに身体や身体の一部を入れて保守 ・ 点検作業を 行わないでください。
250kg・500kg・1000kgタイプは、シザーリフトの上部フレームと下部 フレームの間にメンテナンスバー(ストッパー)を取り付けてくださ い。 100kgタイプは、下部フレームに連結されているメンテナンスピンにメ ンテナンスバー(フック式ストッパー)を取り付けてください。 さらに全機種とも上部フレームをチェーンブロック等で吊り二重の安全 対策をしてください。 テーブルの落下防止処置を行わない場合、テーブルが落下し、場合に よっては死亡災害発生のおそれがあります。 メンテナンスバー(ストッパー)の取り付け方法は、20頁から25頁の 「4.保守・点検/メンテナンスバー(ストッパー)の使用方法」を参照し
グリースニップルへの給脂など、やむを得ずシザーリフトのテーブルの下のスペースに身体 を入れなければならない場合は、必ず、メンテナンスバー(ストッパー)を確実に取り付け、さ らにチェーンブロックまたはクレーン等で上部フレームを吊り上げ、二重の安全対策を行った 上で作業を開始してください。
保守・点検作業を行う場合には、はじめに以下の事項を実施し、安全を確認後、作業を開始してく ださい。 • 機械に巻き込まれにくい服装を着用し、頭部の保護具および安全靴を使用してください。 • 作動油によるスリップや、つまづきによる転倒を防止するため、作業区域周辺の清掃や整理整頓 をしてください。 • 保守・点検中であることを明示した看板等を目立つ所に掛けてください。 • テーブル上の積載物は、すべて撤去してください。 • 必要時以外は、シザーリフトの電源を切ってください。 • ジャバラ付きの場合はジャバラを取り外した後、メンテナンスバー(ストッパー)を 取り付け、上記同様の二重の安全対策を施してください。
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