カムダイバータ CDV 版7

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- 端子BOXへの配線は短絡に注意し、必ずアース工事を行っ てください。
アース工事を行わない場合は、感電の恐れがあります。
端子BOX内の端子との接続は、相数・電圧・相順を間違 えずに行ってください。
相数・電圧・相順を間違って接続した場合、過熱による火災 の発生や、けがの恐れがあります。また機械の故障の原因 ともなります。
モータの保護のため、必ず回路内にサーマルリレー を取り付けてください。
サーマルリレーを取り付けずに定格電流値以上の電流が流れ ますと、モータが焼ける恐れがあります。
一次側の電圧は、モータの許容範囲内に設定してください。
許容範囲を越えますと、テーブルが上昇しなくなったり、 上昇速度が低下します。 又、モータが発熱し、機械の故障や火事の恐れがあります。 一次側の電圧の許容範囲は、カム ダイバータの電源電圧の +10%~-5%です。
使用時の注意事項
カム ダイバータの運転中は、テーブル面の下に手や足 を近づけたり、入れないでください。
テーブルに挟まれると、甚大な事故につながるおそれが あります。
カム ダイバータを使用する際には、必ず機種ごとに指定 された最大積載質量を厳守してください。
最大積載質量は「許容積載質量」として、テーブル側面に 表示してあります。 この数値は搬送物とテーブル上に取 付けるコンベヤ等の装置類の重量の合計です。 故障の原 因となりますので規定の数値を超えないように使用して下 さい。
搬送物、装置類は規定の範囲以下で使用してください。
故障の原因となりますので、絶対に搬送物、装置類ともに 規定の重量を越えて使用しないでください。 <例> 搬送物 + 装置類 ≦ 許容積載質量
550kg 50kg 600kg
550kg + 50 = 600kg × 500kg + 100 = 600kg ○
ⅶ
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