カムダイバータ CDV 版7

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- 3. 配線・運転
3. 配線・運転
3.1 電気回路図
下図の電気回路図は、弊社標準仕様の場合のマグネット駆動、正逆運転、インチング仕様 の一例です。 ギヤードモータ、ブレーキおよびリミットスイッチは、端子箱まで結線してあります。 お客様による端子箱への配線は、必ず下記の電気回路図に従って行ってください。 注)カム ダイバータはブレーキ付モータを採用しています。ブレーキを開放せずに運転を 続けると、モータが故障する可能性があります。モータとブレーキは必ず連動する様に 回路を組んでください。
■ 電気回路図〈動力電圧:3相 AC200V/操作電圧:単相 AC200V 0.75kWの場合〉
注)モータ容量0.2と0.4kWの場合は、下回路図中の整流器の3がありません。
イ
N FB
ニ
VR
OLR : 過負荷保護装置 MC : 電磁接触器 LS : リミットスイッチ
端子BOX
E R S T MC-DN MC-UP MC-DN
BD1
N 2 3 整流器 1 4
* *
BA1 BA2 U1 V1 W1 E
B
M
ホ
F 250A 1A
MC-UP
OLR-1
M
PB-UP OLR-1 PB-DN MC UP MC-DN 1 2 3 4
LS-UP
LS-DN
ハ
MC DN
MC-UP
注 イ:過電流遮断器(NFB) 1) イ~ホの機器は、お客様にて用意してください。 ロ:電磁開閉器(MC+OLR) 2) 端子箱内の*印については工場出荷時に配線済みです。 ハ:押しボタンスイッチ(PB) 3) リミットスイッチは、カムダイバータ昇降時には閉回路となり、最高または最低高さ ニ:バリスタ(VR) の停止位置にて、それぞれ開回路となります。 ホ:ヒューズ(F) 4) バリスタと過負荷保護装置は必ず取付けて下さい。 5) カムダイバータは、正逆運転を基本として下さい。(※上昇距離240mmの機種については正逆運転のみ) 6) 正相で電源をつないだ場合、ホイールレバーは右方向(減速機を正面に見て時計回り)に回転しますので、通常この方向を下降 動作側としてください。 7) 上昇距離240mmタイプは上下両端にストッパーがあるため、ホイールレバー移動範囲は、必ずRの昇降運転(ホイールレバーの 回転が上昇時は左回転、下降時は右回転の正逆運転)になるように制御してください。 詳細は次頁の配線・運転方法を参照 してください。 240mmタイプは納品時は下降位置にありますので試運転等をする場合は、必ずホイールレバーを左回転で上昇 させてください。 右回転で上昇の操作をした場合ホイールレバーがストッパーによりロックされ、上昇しないどころか故障 の原因となります。 これとは逆に上昇位置から左回転で下降の操作を行った場合もホイールレバーがストッパーによりロック 状態となり、故障の原因となりますので注意してください。 ※※運転方向については巻頭の「カムダイバータの使用条件」を参照願います。※※
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※動力電圧、操作電圧、モータ容量(kW)、操作方法が異なる場合は、弊社にお問い合わせください。
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