カムダイバータ CDV 版7

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- 2. 運搬・設置
2.2 設置
2.2.1 設置条件
警告
(1) カム ダイバータは、屋内に設置してください 周囲温度は-10℃~40℃、周囲湿度は20%~85%RHの範囲内です。 (2) 結露・氷結がない場所に設置してください。 (3) 屋外や水場に設置され、ギヤードモータやその他の機器に水入った場合、機械の故障や 感電を起こすおそれがあります。 (4) 爆発のおそれのある雰囲気の中には、カム ダイバータを設置しないでください。 爆発や火災が起こり、けがや死亡のおそれがあります。 (5) 腐食性のガスや、塵埃を含まない場所に設置ください。 (6) テーブルに溶接にて加工作業を行う場合は、溶接機のアースを直接テーブルに取り付けて ください。 テーブルにアースを取り付けず、カム ダイバータのテーブル以外の場所に取り 付けた場合、溶接電流がカムダイバータを通過し、電装機器の破損や電線の焼損により、テ ーブルが 落下するおそれがあります。 (7) コンベヤやターンテーブル等の装置をテーブル上に取り付ける場合は、これらの装置の質量 は下記の質量以内にしてください。 装置質量 ≦ 許容積載質量 - 搬送物質量(※) 許容積載質量を越える負荷をかけた場合、カム ダイバータの故障またはテーブルの上昇・ 下降ができなくなる場合があります。 ※搬送物の質量は、最大搬送物質量以下としてください。 (8) コンベヤやターンテーブル等の装置をテーブル上に取り付ける場合は、これらの装置の寸法 は、テーブル寸法の範囲内としてください。 また、保守点検の為に取り外しができるよう にしてください。 テーブル寸法を越える装置を設置された場合、搬送物の乗り移り時にオー バーハング荷重が生じ、 カム ダイバータが故障・破損するおそれがあります。
必ず、設置面が水平で強固な基礎の上にカムダイバータの 下部フレーム全体が均等に接するように据付けてください。
設置面が水平でない基礎の上に据付けますとカムダイバータ の下部フレームに歪みが生じることで、上部フレームと昇降レバー 先端のホイールとの間に隙間ができて故障の原因となります。
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