パレットフローシリーズ

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- 安全上の注意事項 4.使用時の注意事項
◆全般的な注意事項
警 告
⑫ 安全管理責任者の方は作業者が心身ともに万全の状態でコンベヤの操作や作業に当たるよう 指導してください。 作業者の方が体調不良のまま作業に当たった場合、誤操作によるコンベヤの損傷や転倒など による重大事故に繋がる恐れがあります。 ⑬ 稼働中のコンベヤや周辺から異物を除去する場合は、必ずコンベヤの電源を切って から行ってください。 コンベヤを運転したまま異物の除去作業を行った場合、回転部に巻き込まれたり 可動部に挟まれるなど、重大事故を招く恐れがあります。 また、自動運転中はコンベヤが停止していても不意に起動し、事故に繋がる恐れが ありますので、自動運転中はコンベヤの中や周辺への立ち入りはしないで下さい。
注 意
⑭ 運転中に異常音や作動に異常が発生した場合は直ちに運転を中止し、異常個所の点検、修復 をしてください。 異常個所の修復がされないまま運転を続けた場合、本体や周辺機器に重大な影響を及ぼす 恐れがあります。 ⑮ ゼロプレッシャアキュマフローの空気圧調整 ゼロプレッシャアキュマフローのブレーキユニットのエア圧力設定は必ず規定値以下に設定して ください。 下表の最大圧力設定値を超えた場合、ローラやその他の機器を損傷する恐れが あります。 ゼロプレッシャアキュマフローのブレーキユニットエア圧力設定値 型 式 標準エア圧力設定値 最大エア圧力設定値 PZP500 0.15MPa(1.5kgf/cm2) 0.2MPa(2.0kgf/cm2) PZP1000 0.2MPa(2.0kgf/cm2) 0.25MPa(2.5kgf/cm2)
⑯ フリクションアキュマフロー及びゼロプレッシャアキュマフローの取扱上の注意点 フリクションアキュマフローとゼロプレッシャアキュマフローは各ローラにフリクションプレートが 内蔵されています。 フリクションプレートに油や水が進入した場合、フリクションプレートが スリップを起し、ワークを正常に搬送できなくなりますので、この部分に油や水が入らないように 注意してください。 万が一油や水が入った場合はローラを外してフリクションプレートを洗浄し 完全に乾燥させてからお使い下さい。 ⑰ 搬送方向 標準仕様の搬送方向は P5 を参照してください。 搬送方向が違っている場合は直ちに 運転を中止し、モータのリード線を入れ替えて正規の搬送方向に改めてください。
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