カムダイバータ CDV 版7

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- 2.中間停止位置による乗移り方向の制限(図2参照)
(1)上昇端・下降端での乗移り方向の制限はありません。 (※但し上昇距離240の機種はB・D方向のみとする) (2)搬送物がカムダイバータ上を移動する場合、搬送物 の重心がテーブルの中心線付近を通過するようにし てください。 搬送物の重心がテーブルの中心線より著しく外れた 位置を移動した場合、ホイールアームの変形や機械 本体の破損などを起こすおそれがあります。 (3)全機種中間停止位置での乗移りは図2のB・D方向のみ とします。 ※但し、機種と中間停止位置によっては図2のB・D方 向であっても、乗移り不可の場合があります。 (下表1を参照してください。) (4)中間停止位置で搬送物を図2のA・C方向に乗り移りさ せた場合、故障するおそれがありますので、この方向 での使用は避けてください。
<図2>搬送物の乗移り方向
D
C
A
出
を移 動
側 力軸
B
R:
右
を 半分
移動
L:
分 左半
表1
本体型式 CDV-0507A,B CDV-0512A CDV-0512B CDV-0518A,B CDV-0524A CDV-0524B CDV-1007A CDV-1007B,C CDV-1012A,B CDV-1018A CDV-1018B CDV-1024A,B CDV-2007A,B CDV-2007C,D B・D方向乗移り可能な範囲 0~70 (全上昇距離乗移り可) 0~20 0~30 0~20 0~40 0~20 100~120 90~120 220~240 200~240 50~70 乗移り禁止範囲
(mm)
―― 20以上100未満 30以上90未満 ―― 20以上220未満 40以上200未満 20以上50未満 ―― ―― 30以上150未満 30以上150未満 50以上190未満 20以上50未満 ――
全上昇距離乗移り 可能な上限質量(kg) 500 400 450 500 400 450 900 1000 1000 700 800 900 1900 2000
0~180 (全上昇距離乗移り可)
0~70 (全上昇距離乗移り可) 0~120 (全上昇距離乗移り可) 0~30 0~30 0~50 0~20 150~180 150~180 190~240 50~70
0~70 (全上昇距離乗移り可)
【表1の補足説明】
① B、D方向乗移り可能な範囲
この範囲内であれば最大許容積載質量での乗移りが可能な範囲を表しています。 乗移り方向がB、D 以外の場合はお問合せください。
② 乗移り禁止範囲
この範囲内の位置では最大許容積載質量での乗移りができません。 搬送物の質量を右欄の「全上 昇距離乗移り可能な上限質量」以下にすれば使用可能です。
③ 全上昇距離乗移り可能な上限質量
全ストロークに亘って使用可能な搬送物の上限質量を表しています。 B,Dの方向であれば、この質 量以下で全ストロークでの使用が可能です。 ただし、カムダイバーター上に取付けるコンベヤ等固定 の装置類の重量は規定の範囲内とします。
乗移り禁止範囲 乗移り可能範囲 乗移り可能範囲
機種や使用条件により使用可能な場合がありますので詳しくは弊社までお問い合わせください。
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