カムダイバータ CDV 版7

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- カムダイバータの使用条件
必ず本条件の範囲内でカムダイバータを使用してください。
本条件範囲外で使用するとカムダイバータの故障の原因となりま すのでご注意ください。 また、本条件範囲外でもご使用可能な場合もありますので、弊社 までお問い合わせください。
1.負荷時カムダイバータ昇降運転時の条件(図1参照)
(1)搬送物をのせて昇降運転する場合は、必ず定格の許容積載質量(搬送物質量+装置質量)以下で、 搬送物の重心が常にカムダイバータのテーブルの中心付近に位置するように使用してください。 搬送物の重心がテーブルの中心部より著しく外れた位置にある場合、ホイールアームの変形や 機械本体の破損などを起こすおそれがあります
(2)上昇・下降時のホイールレバーの移動範囲は常にR(図1参照:モータの出力軸すなわち両サイドに チェーンをかけている側を正面に見て上昇時反時計回り方向・下降時時計回り方向)で昇降運転し てください。 ※負荷時にホイールレバーの移動範囲L(上昇時時計回り方向、下降時反時計回り方向)で昇降運転 をするとカムダイバータが故障する場合がありますのでおやめください。特に試運転時ホイール レバーを一回転させて昇降運転させる場合はご注意ください。 ※無負荷での昇降運転時のホイールレバーの移動範囲R・Lの制限はありません。但し上昇距離240㎜ の機種のホイールレバーの移動範囲はRのみです。機械的にロックされておりますので移動範囲L での昇降運転はできません。Lでの昇降運転を行うとモータが故障する場合がありますので同機種 の制御は特にご注意ください。
<図1>カムダイバータ昇降時のホイールレバーの移動範囲
L(要注意)
減速機出力軸
R
減速機出力軸
180°(上昇端位置)
180°(上昇端位置)
90°
270°
0°(下降端位置)
ホイールレバー
ホイールレバー
0°(下降端位置)
L : 減速機出力軸側から見て左半分を ホイールレバーが移動する場合 (上昇時:時計回り・下降時反時計回り)
R : 減速機出力軸側から見て右半分を ホイールレバーが移動する場合 (上昇時:反時計回り・下降時時計回り)
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