フリクション アキュマ フロー/ACC

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6. 故障対応
故障と思われる現象が発生した場合は、直ちに本製品の使用を中止してください。 故障と思われる場合の想定される原因および対策を下表に示します。 故障対応の際の参考としてください。
・運転中に異音や異常な振動が発生した場合は、ただちに運転を停止 してください。 異音や異常な振動が発生した状態で運転を継続すると、本製品の故 障および思わぬ事故につながる恐れがあります。 速やかに保守・点検事項を実施して異音や異常な振動を取り除いて ください。異常が取り除けない場合は弊社までお問い合わせください。 ・保守・点検作業によって異常が発見された場合、異常原因が完全に排除 されるまで本製品を運転しないでください。 異常を放置したまま本製品を使用すると、機器の破損だけでなく、思わ ぬ事故につながるおそれがあります。 異常が取り除けない場合は弊社までお問い合わせください。
〈お問い合わせ先〉 株式会社メイキコウ本社 または、最寄の弊社営業事業所までご連絡ください。 ※電話番号および住所は、本取扱説明書裏面に掲載されています。 下表で●印の付いた対策は、お客さま自身で絶対に行わないでください。 対策の実施については、弊社までお問い合わせください。 なお、△印の付いた対策は、お客様の安全管理責任者が任命された方、もしくはお客様の社内規定 に基づいて任命されたコンベヤ取扱担当者、保守担当者が行ってください。 その他の作業者は行わないでください。
現象 原因 電源が入っていない ヒューズが切れている サーマルリレーが作動している キャリアローラが 回らない 配線に異常がある チェ-ンが切れている モータが故障している
フリクションプレートへの油分付着
対策 ○電源を入れる ●ヒューズを交換する ●過負荷の原因を取り除いてサーマルを復帰させる ●配線を点検し、異常を排除する ●チェーンを交換する ●モータを交換する
●フリクションプレートおよびスプロケットを洗浄もしくは交換する
ブレーキが作動しない モータが故障している
※ブレーキ付モータ の場合
●モータを交換する ●ブレーキギャップを調節する ○搬送物を各機種ごとに定められた許容積載質量の ものにする ●モータを交換する △キャリアローラを交換する △キャリアローラを交換する △キャリアローラを交換する △ローラシャフトを交換する △両側のスタンド高さが均等になるよう、スタンドの ジャッキボルトを調整し、ローラ面のレベルを出す ●コンベヤフレームを交換する ●ガイドを交換、又は修理する
(5.2.2 キャリアローラの交換 参照) (5.2.2 キャリアローラの交換 参照) (5.2.2 キャリアローラの交換 参照) (5.2.2 キャリアローラの交換 および 4.3 駆動力の調整 参照)
ブレーキギャップが広い 搬送物が重過ぎる モータが故障している キャリアローラが磨耗している キャリアローラが変形している キャリアローラが損傷している ローラシャフトが変形している ローラ面のレベルが出ていない コンベヤフレームが変形している ガイドが変形している
モータの異常 ・発熱 ・振動 ・異常音 搬送状態の異常 ・蛇行 ・落下 ・ガイド干渉
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