エンデバーシリーズ 版24

- ページ: 34
- 7. オプションの取扱方法、注意点
7.9 高頻度用ブシュ(HLブロンズ)
グリース給脂はおおむね1週間に1回程度行ってください。給脂が不充分な場合、急激に磨耗が 進み、ブシュが抜け落ち、ピンの折損やアームの損傷、あるいはアームの脱落などの故障に結び つくおそれがあります。また、定期的に点検し、押し出されるグリースへの金属粉の大量混入、 異常音発生や磨耗が認められる場合は速やかに部品を交換する必要がありますので、弊社まで お問い合わせください。
危険
危険ですので給脂の作業をする場合は必ずメンテ ナンスバー(ストッパー)を取り付け、さらに上部 フレームをチェーンブロック等で吊り上げてか ら作業を行ってください。
メンテナンスバー(ストッパー)の取り扱い方法 は本取扱説明書の15~20頁を参照してください。 また、部品交換作業は大変 危険ですのでお客さまでは絶対に行わないでください。
〈お問い合わせ先〉
株式会社メイキコウ 最寄りの弊社営業事業所までご連絡ください。 (電話番号および住所は本書裏面に掲載されています。)
7.10 上昇距離変更カラー(1段リフトのみ)
カラーは常時当て止めではなく、非常時の当て止めとしてください。 通常はリミットスイッチや 近接スイッチなどを用いて電気制御で停止させてください。 常時当て止めとして使用された場合、 駆動部や機械本体の損傷を招くおそれがあります。
7.11 ボールキャスターテーブル
キャスターに粉塵や塵芥が侵入した場合、ボールの回転が悪くなります。 粉塵や塵芥が多い場所で の使用は避けてください。 また、塵芥や粉塵が付着したものをキャスターテーブルの上で扱わない ようにしてください。
7.12 端子台
(1)基本回路
線番 B1 R1 T1 B2 U1 V1 W1 E DN1 DN2 UP1 UP2 名称 ブレーキ ブレーキ ブレーキ ― モータ モータ モータ モータ 下降端LS 下降端LS 上昇端LS 上昇端LS
B1 R1 T1 B2 U1 V1 W1 E DN1 DN2 UP1 UP2
下降端 AC200V
2 1
3 4
DC90V
B
・ブレーキは急制動回路で制御してください。 (本取説3頁のブレーキ回路参照願います)
ブレーキ
整流器
・ブレーキ回路に使用する接点の保護には バリスタを取付けてください。
M
リフト昇降
・ボールネジ噛み込み防止のため過電流 検出器等を回路内に設けて下さい。
※注意1 下降端LSはメーク接点を使用してい ますが下降端では回路は開く(信号がoffに なる)ようになっています。 (上昇端はブレーク接点で上昇端で回路開) 制御回路を設計するときはこの点にご注意 下さい。下降端LS,上昇端LSの線番は、標準 電気回路とは異なりますのでご注意ください。 ※注意2 左に掲載の制御回路は国内仕様(200V/220V) の回路です。 海外向け等、これと異なる場合は必ず弊社に 問合せてください。
上昇端
(2)中間停止LS取付(オプション)
線番 名称 MD1 中間停止LS MD2 (ブレーク接点) MD3 中間停止LS MD4 (メーク接点)
MD1 MD2 MD3 MD4
注意
制御回路内には必ず過負荷検出器を取り付けてください。
リミットスイッチの故障などにより、過負荷が生じた場合にそのまま運転 を続けると機械の故障や破損を招きます。制御回路内に必ず過負荷検出器 を取付けてください。
34
- ▲TOP