チェーンライブローラフロー/CLA

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- 5. 保守・点検
5.2.2.3 CLA500・1000(共通) のチェーンのテンション調整手順
1
チェーンのゆるみ具合を確認します。
チェーンのゆるみ具合はオートテンション装置(本書13頁参照)の状態で判断します。 テンションブラケットとテンションベースのブラケットとの間の距離が25mm以下になったら チェーンテンションを調整してください。
テンションブラケット
25mm
テンションベースのブラケット
2
駆動部裏側に取り付けられているドライブカバーを外し、コンベヤを運転して、 チェーンのジョイントリンクが駆動部まできたところで停止させます。
クリップ
ジョイントリンク
(クリップが目印)
コンベヤ運転中は、絶対にチェーンおよびスプロケットを 触らないでください。
ジョイントリンクが駆動部に到達するのを目視にて確認するために、 やむを得ずドライブカバーを外した状態でコンベヤを運転させます。 従って、駆動部は大変危険な状態になっています。 チェーンやスプロケットに触れると手や指が巻き込まれてけがを するおそれがあります。 運転中は絶対に駆動部に触れないように細心の注意を払ってください。
コンベヤ運転停止後は、必ず一次側の電源を遮断してください。
電源を入れた状態でチェーンの切り離しまたは連結作業を始めると、センサ 等が作動し、急にコンベヤが動き出したり、感電するおそれがあり大変危険 です。場合によっては重大な人身事故発生のおそれがあります。
一次側電源
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