クリーンシリーズ 版4

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- 2. 運搬・設置
2.3 上昇端停止用リミットスイッチの調整方法
本シザーリフトには、上昇端停止用のリミットスイッチと下降端停止用のリミットスイッチが夫々1個ずつ付いています。 上昇端の位置(上限高さ)および下降端の位置(下限高さ)につきましては、本シザーリフトの出荷時に、予め弊社にて設定しています。 上昇端の位置(上限高さ)をお客様側で変更されたい場合は、本調整方法にしたがって行ってください。 また、下降端位置(下限高さ)は変更することができません。上昇端位置(上限高さ)を変更する以外の目的で、リミットスイッチの 調整をしないでください。
2.3.1 100kgタイプ(1段・2段共通)の上昇端停止用リミットスイッチの調整方法
(250kg・500kg・1000kgタイプの場合は次頁を参照してください)
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シザーリフトを上昇させ、メンテナンスバー(フック式ストッパー)を取り付けます。
メンテナンスバー(フック式ストッパー)の取扱い方法は20〜22頁を参照してください。
現在のリミットスイッチの位置が判るようにマーカー等で印をつけます。 シザーリフトの電源を切ります。 リミットスイッチを固定しているブラケットの固定ネジ(A)を緩め、矢印の方向にブラケット の角度を調整し、リミットスイッチの位置を調整します。 ブラケットの固定ネジ(A)を仮締めした後、電源を入れ、シザーリフトを一旦上昇させ、 リミットスイッチの検出位置が目的のテーブル高さになっているか確認します。 目的の高さになっていない場合は再びメンテナンスバー(フック式ストッパー)を取付け、3〜5 の作業を繰り返しリミットスイッチの位置を調整します。 調整が終わりましたらリミットスイッチを固定しているブラケットの固定ネジ(A)をしっかりと 締めてください。
●1段タイプ ●2段タイプ
ブラケット固定ネジ (A)
ブラケット固定ネジ (A)
(注)下降端停止用リミットスイッチの調整は不可です。 リミットスイッチ等の電気機器に作業者の手が直接触れるような 作業を行う場合は、感電するおそれがあり大変危険ですので、必 ず電源を切ってから行ってください。 危険ですのでリミットスイッチを調整する場合は 必ずメンテナンスバー(ストッパー)を取り付け、 さらに上部フレームをチェーンブロック等で吊り 上げてから作業を行ってください。 メンテナンスバー(ストッパー)の取扱方法は本取 扱説明書の20頁〜25頁を参照してください。
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