シザーリフト総合カタログ

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- ■サイクルタイムの考え方と油圧ユニットの選定の方法
3.7 S型
10
上昇時間 50/60Hz (秒)
待機
16
25 サイクルタイム (秒)
40
63
上昇
下降
上昇 待機
サイクルタイム
サイクルタイム : シザーリ フ トが 上昇し次に上昇するまでの時間 をサイクルタイムといいます。 表中に記されている数値は各タ ンク容量の時の限界サイクル タイムを秒で表したものです。 で囲った部分は標準の 油圧ユニッ トを使用した場合の 限界サイクルタイムです。 油圧 ユニッ トを変更することにより、 限界サイクルタイムを上げるこ とができます。
〈例〉 T1‑1008Bの場合、 モータ 0.55kWで3 ℓ の油圧ユニッ トが標準ですが このユニッ トでは限界サイクルタイムは最大で168秒(50Hz域)です。 タンクの容量を10 ℓ にすると約2倍の86秒のサイクルタイムで動かすことが できる様になります。 下のイメージ図を参照して下さい。 3ℓタンク使用時の限界サイクルタイム
29
55
29
55
29
タフシリーズ
7/ 6 8/ 7 10/ 8 4/ 3 5/ 4 5/ 4 6/ 5 6/ 5 7/ 6 9/ 7 11/ 9 12/10 15/13 6/ 5 8/ 7 7/ 6 9/ 7 9/ 7 11/ 9 11/ 9 14/11 15/13 20/16 6/ 5 8/ 7 8/ 7 10/ 8 10/ 8 12/10 15/12 19/16 21/17 27/22 7/ 6 9/ 7 11/ 9 14/11 13/11 17/14 17/14 21/18 21/17 27/22
78 104 100 59 59 77 73 92 89 118 114 151 142 93 91 114 111 138 132 169 158 208 189 113 111 139 134 168 159 212 200 265 241 136 132 175 168 213 201 256 237 313 282
64 86 84 48 48 60 75 74 96 95 125 120 75 75 93 92 114 110 148 133 175 162 92 91 114 111 138 133 176 169 223 208 111 109 143 140 176 169 213 202 264 244 74 75 92 92 113 111 145 142 186 187 90 89 117 116 144 141 176 170 220 208 71 72 93 93 115 115 142 139 181 187 56 58 73 78 98 105 119 59 60 78 74 93 90 124 127 121 61 86 82 103 103 61 62 76 75 93 91 51 53 70 70 38 34 49
1サイクル=168秒
10ℓタンク使用時の限界サイクルタイム
29 14 29 14
29 14 29 14
この様にタンク容量を変更する ことによ っ て、 限界サイクルタイム を上げることができます。
1サイクル=86秒
オプション
アンカ ブラケット
■L面取付タイプ (FAL)
リフトをアンカで固定する時に 使用します。
■W面取付タイプ (FAW)
W面
W面
下部フレーム
下部フレーム
L面
L面
減速油圧ユニッ ト回路図
上昇端、下降端近くで衝撃を 和らげるための油圧回路です。
減速油圧ユニッ ト
下降端または上昇端近くで減速し、 衝撃を緩和 するためのユニッ トです。 電磁弁の切り替えにより、 油圧回路内の流速を 2速で設定できます。 ただし、 上昇時の低速運 転は油温上昇を抑制するため、 短時間の設定を 基本とします。 (長時間の低速上昇などに起因す る大きな温度変化によって、 リフ トの昇降時間が 著しく変化する場合があります。 )
SOL3
SOL2
SOL1
減速油圧ユニッ ト回路図
i
m
o
r
t
本図は参考図です。 使用する油圧機器の組み合わせにより 変更になります。
〈ご注意ください〉上表の数値を超えるサイクルタイムをご要望の 場合は弊社にお問い合わせください。 上表の 内の数値より短い上昇時間を ご要望の場合は、 弊社にお問い合わせください。
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